1章

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「あ、じゃあ俺が悟空みてるから。風間は挨拶回りしろよ。途中だろ?」 「そうだけど、悟空くんの事頼まれたのは私だから、それは出来ないよ」 「……」 「悟空くん、お腹空いたんだよね?好きな物作るからおばちゃんの家においで」 ……こういう時、おばちゃんて言うのがちょっと嫌だ。 でももうお姉さんて年じゃないしね。 「え、ほんと?俺ホットケーキ食べたい!」 「よし!任せとけ」 ホットケーキミックスはいつも常備してるもんね。 「ほら白崎、悟空くん下ろして」 「……」 「……白崎?」 なんか、ぼうっとしてる? 「お前、変わってねーな。そういう所」 「……え」
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