1章

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前の彼氏とか、結婚の話が出たから別れたし…… 女の幸せが結婚とは思わないんだよね、昔っから。 私は悟空くんのほっぺをつついた。 「……」 明日は、ちゃんと挨拶回りしなきゃな。 ~♪♪~♪ その時携帯の着信音が鳴り響く。 ……多分、優花さんかな。 「はい、優花さん?」 『残念、白崎だよ、風間くん』 「……」 何そのしゃべり方。 「白崎部長、ふざけてると電話切りますから」 『お、ごめんごめん冗談』 「……全く、どうしたの?」
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