2章

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「ななおちゃーん!なっなおちゃーん!」 「……」 重い瞼をこすりながら、私はパーンと戸を開けた。 「……お早う。悟空くん」 まだ、まだ8時前だよ……! 「これ!昨日のホットケーキのお礼!」 「えぇ……?」 「とうもろこしにさつまいも!食べてねー」 ああ、そういえば、昨日優花さんからメール来てたっけ。 『今日は悟空の面倒見てくれてありがとう! 明日お裾分けの野菜持ってくからね』 って。 てっきり、優花さんがうちに来ると思ってたよ…… 「朝ごはん、食べたの?」 「食べた!納豆!」 健康的で良いな。 私納豆苦手だけども。
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