コメディー映画を考える

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橋本『シリアスからコメディーまで何でも第一 級の作品に仕上げる。やはり、これは想像やけ ど英語も全く話せないのにアメリカに逃げてき たのは、生きてゆくのに必死やった思うし、映 画業界で働く事は食べていく手段やったんやろ ね。やから世界的巨匠になっても職人である事 に拘ったんやと思う』 梅田『ワイルダー作品ではボクはジャック・レ モン主演のが好きで、【お熱いのがお好き】や 【アパートの鍵かします】、何かお芝居で笑わ せる事に関して本当にプロって感じがする』 橋本『ジャック・レモンって作品のイメージで ユーモラスな雰囲気な人かと思ってたら、アク ターズスタジオの公開授業で俳優の卵の前で話 してる姿なんか厳しくて真面目でビックリし た。俺も好きやね、ジャック・レモン』 梅田『日本でも西田敏行さんなんか凄いリスペ クトしてて、確かにハートウォーミングでユー モラスな芝居のスタイルは似てるよね』 橋本『三谷幸喜なんかビリー・ワイルダー監督 をこよなく愛してる事で有名だけど、西田敏行 をよく起用するのはやはりそうゆう部分もある んやろね』 梅田『しかしコメディー映画の話なのに、結局 最後までチャップリンの話はしなかったね(笑)』 橋本『チャップリンは淀川長冶さんの数々の本 を読むのが一番いいと思う』 梅田『では又次回に』
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