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俺が今住んでいる森、テレメアの森は遥か昔から魔の森と呼ばれていたらしい。
元は他の森と何も変わらない森だったらしいのだが、魔物が住み着いてから状況は変わった
森の資源を切り取ろうとした人間を魔物が殺してしまったのだ。当然のごとく人間は激怒し、討伐隊を結成して魔物を討伐しようとした
しかし当時人間には魔法という力は無かった為、魔物に打ち勝つことが出来無かった。そこで当時の人々は自分たちがこの森の資源を奪わない代わりに魔物は人間を襲わないという契約をしたという
これが今から約200年前のことで、事が動き出したのは50年前、人間が魔力という概念を見つけ、魔法という技を生み出した時からだ
人間はその後魔法の研究を進め、その力を使ってテレミアの森に奇襲をかけた。
人間は森に入り、出会う魔物を片っ端から殺し、森の奥へと進んだ。しかし森の奥へ進めば進む程魔物は巨大に、そして強力になっていきついには討伐隊の手に負えない様な魔物まで出てきた
ガルムがいう事には当時討伐隊が進めたのは森の半ば位だったという
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