駆け抜ける牙 鋼鉄の薔薇

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その頃、GRF所属のロージー隊は機体のホバー特性を活かし海上からEUSTのベースを攻めていた マリィ 「あはははっ、壊れろ壊れろ壊れろ~!」 ロージー隊隊長マリィ 彼女はEUSTベース上のブラストを遊び感覚で次々に撃破してゆく セルゲイ 「あんまり調子に乗りすぎると痛い目みるぞ、マリィ」 マリィ 「だーいじょぶだよ~、ロージーちゃんの装甲なら、ちょっとやそっとの攻撃じゃびくともしないもん」 セルゲイ 「いくらロージーでも、頭部を狙撃されたら致命傷は確実だぞ?」 マリィ 「それもだーいじょぶだよ。あっちの狙撃兵装のブラストは真っ先に壊しちゃったし」 セルゲイ 「ふっ……全く、お前ってやつは」 マリィの飛び抜けた射撃センスに呆れるばかりのセルゲイ しかし、だからこそ隊長を任せ、セルゲイは彼女を副隊長として支え続けてきた
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