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マリィ
「ん~…飽きた!」
セルゲイ
「……そろそろ言い出す頃だと思ったぞ」
長い間マリィと共に戦ってきたセルゲイは、次に彼女が何を言い出すか分かっている
マリィ
「突撃よ、突撃っ!」
セルゲイ
「やっぱり……マリィ、上からの命令は、地上部隊がベース前プラントを制圧まで海上からベースを牽制しろ、だろうが」
マリィ
「その地上部隊は何してんのよ。防衛部隊はベースから引き離したんでしょ?」
セルゲイ
「それなんだがな、予想よりベース周辺の防衛が数倍強化されていたらしい。」
マリィ
「なーんだ、囮部隊ちゃんと仕事してよねー」
セルゲイ
「もしかすると我々の策に勘づいた者がいたのかも」
マリィ
「お、それいい!その人きっと強いよ!やっぱり突撃しなきゃ!」
セルゲイ
「しまった…」
マリィを止めるつもりが火を点けてしまったと気付き、セルゲイは頭を押さえる
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