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目をあけると
あおい空と、しろいくも、ちゃいろの木と、みどりのはっぱがあった。
ぼくは、土の上でねていたみたいだ。
…なんでぼくは、ふかふかのベッドの上で、ねていなかったんだろう。
立ち上がると、あたまがずきずきした。
もしかしたら、かぜをひいて、あたまがいたかったから、ここでねていたのかも。
お日さまは、もうだいだい色になってて、これからお月さまがくるんだ。
そしたら夜になってしまう。
早くおうちにかえらないと、パパとママがしんぱいしてるかも。
ぼくは、おうちにかえろうとした。
でも、かえれなかった。
だって
どうやっておうちにかえればいいかわからなかったんだ。
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