Lesson#0 申し込み

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「あはは、なんちゅう顔してるの?」 「いや、告白なんて、そんな・・・できませんし・・・」 「なんで?」 「自信ない・・・です」 「自信ねぇ。つければいいじゃん」 「そんな簡単に言いますけど…」 そりゃ、そうだ。あたしは告白したこともないし、そもそも告白したい程、人を想った事がない。 莉子の視線が宙を泳いで言葉を探すが『自信をつけりゃいい』の他に見つからない。 あいた間を埋める様に浅井が先に口を開いた。 「どうやったら自信がつきますか?」 「ん~、見た目変えるとかぁ・・・見た目変えるとか・・・、見た目変えるとか?」 「そんなに見た目ダメですか?僕・・・」 浅井の顔が、さらに肩ごとガクリと落ちた。
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