4人が本棚に入れています
本棚に追加
少し走ると商店街に出た。
「アレは……なんなんですか!?」
男性は黙って車を走らせている。
「あそこで休もうか。バッグと後ろからなんか持って」
俺は横に置いてあったリュックを背負ってから、後ろに身を乗り出した。
「これはなんですか?」
「何も無いよりはましだろう。とりあえず何でもいいから」
後ろには沢山の武器があった。
模擬刀、鉈に斧。さらには少しだけ、銃の類もあった。
俺は長めの模擬刀を持った。
「切れないけど頭を狙えば大丈夫だから」
男性が説明をしてきた。
大丈夫って何が?
最初のコメントを投稿しよう!