俺は【みぃ】様

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屋上についたのでまた俺はケータイをだす。 今度は風紀委員長にかけてみようかな。 ついでにいうと、メール表示が…むろん総長様からのメールが大量にきていた。 もちろんそこはシカトだけどな。 …うざいし。 ほんとうざいんだよなーっとおもいながら風紀委員長に電話をする。 prrrrrrr カチャリと通話を開始する音が聞こえて、もしもしと声をかけると風紀委員長の声が聞こえた。 「もしもし…【みぃ】か。俺になんかようか?」 たぶん仕事中なのであろう、少しガサガサカリカリといった音が聞こえてくるが俺は無視して言った。 「【俺のこと…むちゃくちゃに……抱いて…?】」 「っぶは!?」 電話の向こうで風紀委員長のむせた音が聞こえた。 たぶん飲み物飲むつもりだったんだろうな… コーヒーなんか飲みたくなってきた。 たまに飲むコーヒーが俺は好きだ。 コーヒーについて考えていると電話から風紀委員長の声がまた聞こえた。 「だi…「【俺、あんたのことまってるから】」 とうぜん!ただのいたずらなので抱かれる気はない。 ということで、俺は風紀委員長の言葉を遮りどこにいるかも教えずに通話を切った。 っは… いつも高みの見物している風紀委員長が悪いんだよ。この野郎…
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