俺は【みぃ】様

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「ん…うっ…?」 なんだか動きづらくて俺は目を覚ました。 まだ眠っていたときの余韻で頭がぼんやりとしている。 だが、俺はぼんやりとしている暇なんてなかった。 「なんじゃこりゃァああ!?」 目をこらして自分の体をみると若干服が乱れていて、手足をロープで縛られていた。 そして、そんな絶望的な俺の目の前に広がるのは… 「よぉ、【みぃ】ご注文通りに俺ら3人で抱いてやるよ」 「いきなり4Pがいいとは、【みぃ】もМになってきたか?」 「なぁ…これ写真撮ってもいいか?」 にやりと笑う総長様になんだかフェロモンたっぷりの風紀委員長様、そして今にもハメ撮りしそうな会長。否、ストーカー野郎だった。 「ちょ…ちょっと待て、アレは冗談だ。冗談!!」 俺は必死に変態どもに叫ぶ。 が… 「「「聞こえねぇなァ…?」」」 「ちょっ…ま…うひゃっ!コラどこさわって!?もっ…」 ―――…そのあとのことは思いだしたくもない。 end
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