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会長side
「ふわぁ…」
朝起きて初めに顔を洗って御飯を食べて歯を磨く。
そして次にするのは…
「っく…また壊されたか…」
そう、【みぃ】の部屋につけてある隠しカメラのチェックである。
くっそー…
いつもお風呂場とトイレだけは完ぺきに壊されるカメラ。
「ガードかてぇな…」
おもわずため息が漏れた。だけど他の隠しカメラもチェックする。
したら【みぃ】が隠しカメラを見て口をぱくぱく動かした。
「―――っ！？」
普段ならなかなか分からないくちぱくがなぜか簡単に読めた。
そう、隼人が俺に『愛してる』と言ってくれた。
それを理解した瞬間俺は【みぃ】の部屋にダッシュした。
だがドアをカードキーであけて中に入ると【みぃ】に怒鳴られた。
「しねぇっ！なに入って来てんだ！！ストーカー野郎っ」
「はっ？」
おもわず間抜けな声を出してしまうと包丁を投げらて退却することにした。
そしてもう一度画面をよく見ると…
『し・に・や・が・れ』
と、言われていたことに気づいた。
「NOぉおおおお！！！」
俺の悲鳴が部屋にむなしく響いたのだった。
end
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