ぽわわんっ

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「りゅー今日なに食べたい?」 「飯より、お前が食べたい」 「えー…この前食べたばっかだろ?」 とある日曜日、俺は愛しの恋人【みぃ】とおだやかな日常を楽しんでいた。 今日は族同士の抗争もなくとってもいい天気だ。 なので【みぃ】をたべてーなーと思い、言ってみたが拒否られた。 でも少し顔を赤くして言う【みぃ】はホント可愛い。 なので食べたい。 「なー【みぃ】まじでだめ?」 「えー…だってこないだやったばっかじゃん」 「だめか?」 視線をさまよわせる【みぃ】にやさしく笑みを作り聞く。 すると【みぃ】は「うっ…」と声をもらして俺の腕をつかんだ。 「……今日だけだからなっ!ばか総長っ!!」 「今はりゅーだ、隼人」 そのあと俺は、【みぃ】をおいしく頂いた。 end ―――― 「と、いう夢をみたんだ。だから俺とやろう【みぃ】」 「きもい」 俺、ぴっちぴっちの男子高校生は、いたってまじめに言う曹長様に罵声を浴びせた。 end
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