1人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ
「何だ、もう終わりかよ?」
冷たく響き渡った声に、男達は震え上がった。
夕日がさしかかる倉庫の中には、少女が一人と男が六人。
どちらも高校生ぐらいだろうか。
男達は皆、全身傷だらけで地面に倒れこんでいる。
そのうち一人が、弱々しく口を開いた。
「…俺達が、悪かった…
もう勘弁してくれ…」
「…そうかよ。
…楽しくねえ喧嘩だったぜ。
次はもっと楽しませてくれれることを願うがな」
そう言い残し、少女は倉庫をあとにした
最初のコメントを投稿しよう!