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「どうだ?瑠奈?荒れそうか?」
校舎に入って行ったはずなのに、
いつの間にかシートの中にヒョコッと入って来た真琴。
私は頬っぺを抓ってやろうと思ったが、
腕が動かない。いつの間に胸が強調されるようにロープで縛られていた。
相変わらず早い!
真琴……!恐ろしい子……!
「さっきから弄られてばっかりだったし
ちょっと仕返ししてやろうかな?」
「ひゃっ!?」
真琴が私の耳の裏を舐めた。
ま、マズイ!ドSイッチが入ってる!
「ふーん。誰にでも言うんだー」
「いや、アイツの嘘だから!
ごたごたになったらマズイから
髪切ってもその髪型もいいなって
言うくらいのもんだから!!」
「へー。証拠は?」
「えっ、いや、証拠って…….」
ああっ!向こうもマズイ!
「このまま朝礼台で
俺の物アピールでもしてやろうかなー?」
こっちは貞操の危機!!
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