俺の日常の中でもちょっと特殊だった一日

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「まぁ、結論として優樹くんが人間のクズだという事でよろしいですか?」 「「意義なし」」 「おい待てコラ」 俺の意見など全く聞かずに パソコンいじりを再開する生徒会の面々。 取り残された感がヤバイ。 絶対零度だよ。アブソリュートゼロだよ。 「あっ、石村くんのスレッドはっけ~ん!」 「いや!やめてください! 俺は現実なんて見たくないです!」 そんな石村の言葉も完全に無視し、 スレッドを開く瑠奈と玉野。 ……女って強いな~ 「あっ、本当だ。 『名前が中2病。それ以外に特徴なし』 『生徒会の3人+書記』 ……酷い言われようね?」 「お前らの方がよっぽど酷いわぁぁぁ!」 玉野の無慈悲な言葉に 涙を流す石村。 ……俺?瑠奈とコメント読んでる。 瑠奈はしばらくコメントを読んだあと、 ノートパソコンをパタンと閉めて、 高らかと言った。 「よし、じゃあこれから 『キラキラネーム』について論議しよう」 「そこ掘り下げないでぇぇぇぇぇ!!」 「「いぇーーーーーーーぃ」」 「なんで皆さん乗り気なのぉぉぉぉ!?」 .
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