俺の日常の中でもちょっと特殊だった一日

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「ま……まぁ……とりあえずこの件は先生に相談しておくとして…… これで今日の生徒会活動は終わりですね!」 玉野が無理矢理活動を終わらせようとする。 まぁ、このまま殺人術講義を聞くわけにはいかないわな。 「じゃあ優樹さん! なんか締めの言葉を!」 石村の奴…… なんて無茶振りを…… 俺はこういうの苦手だっつーのに…… グダグダになってもいいってか? よし、ならやってやるよ! 「今日の結論! 石村は自分の名前を気にする必要はない! それを言ったら悟郎はお母さんの 元カレの名前から由来している!」 「「「夫婦の離婚の原因の大きな一因!?」」」 「ちなみに俺はこれを真琴と一緒にこれを酔っぱらってる悟郎のお母さんから聞かされた。 『やべ……これは家庭壊すな…… 流石にこれは弄れないな……』by真琴!」 「「「真琴(さん)が自重したぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」」」 「俺ら兄弟はこれを いつも胸の中に秘めてるんだぞ!? 俺たちにはマジで重すぎるんだよ! お前たちも少し背負えチクショー!」 「「「なんていう自己中!? やっぱりヤンキー抜け切ってない!?」」」 ……といった感じで、 グダグダな生徒会はグダグダに終結した。
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