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≪優樹視点≫
壮大なキャラ紹介の一章……
じゃなくて一日が終わり翌日。
目が覚めると俺はソファーで父さんの膝を枕にして寝ていた。父さんはずいぶんと疲れていたのか目を開けたまま白目を向いて口を開けたまま寝ていた。
ホントお疲れ様。父さん。
「あっ、優樹起きちゃった?ゴメンね?」
とキッチンにいる母さんが
俺が起きた事に気づいて言う。
しまった。起こして貰うつもりだったのに予想以上に早く寝ちまったから早起きしちまった。
今日ほど早寝早起きを恨んだ事はない。
「おふぁよう」
と、俺は母さんに挨拶した。
寝起きで呂律の回らない。
「ふふ……おはよう。
じゃ、眠気覚ましにシャワーでも浴びてきなさい。昨日お風呂入ってないでしょ?」
そういえばそうだ。
だから頭とかなんか変な感覚がしたのか。
「うん。シャワー浴びてくるわ」
とキッチンにいる母さんに軽く手を振ってから、俺はリビングを出た。
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