突撃!あの子んち!

9/55
前へ
/714ページ
次へ
「信也、甘~い話」 「肌を重ね合わせてる最中、 俺は彼女はまるで俺を自分のものと主張するように鎖骨に吸い付きしるしをつけた」 「そう来たか~」 と、いった感じに登校途中で信也にエンカウントして一緒に登校して教室前までやって来た。 家を出るのがいつもより早かったからか たまたま早く来ていた信也を除いて 登校途中、誰ともエンカウントしなかった。 「んじゃ、また後で」 と信也に手を振り、 俺たちはC組の教室のドアを開ける。 いつもより人の少ない教室に少しだけ新鮮味を覚えた。 俺は席について、カバンを机のそばの地面に置いてカバンを開ける。 「あれ?弁当? そういえば入れた記憶が……」 カバンに入っている弁当に違和感を覚える。 入れた記憶がない。 まぁ、でも意外と無意識の間に 自然と入れてたりするものか。 俺の前の席では真琴がロベスピエールの伝記を肘をついて読んでいる。 話かけるのもあれなので、俺は机に肘をつき、朝礼が始まるまで浅い眠りについた。
/714ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7526人が本棚に入れています
本棚に追加