突撃!あの子んち!

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「ん?どうしたんだお前ら?」 なにもわかっていない龍が 俺たちの行動に首を傾げる。 そんな龍の後ろに黒い影。 信也の父親だ。 彼は龍の口もとにハンカチを当てた。 すると龍は糸の切れた人形のように その場に崩れ落ちた。 龍ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅうう!!? 「さて、じゃあお楽しみタイム とでもいきましょうか?」 信也の父親は ジュルリと舌を鳴らした。 ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい!! 俺は恐怖で震え始めた。 体が動かない。 しかし真琴は動じない。 それどころか一歩前に出た。 マズイ!! 「先生。俺はふたりの邪魔でしょ? 先生は目当ては親父似の兄貴だ。 しかし俺はお袋似。 先生にとって憎むべき女に似てる俺は 先生にとって邪魔でしかないでしょ? だから兄貴はくれてやるんで 俺は逃がして貰えませんか? なんでもお手伝いしますから♪」 ほらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ!! こいつはそういう奴だよ! 俺を犠牲にしてでも 自分は生き残ろうとする奴だよ! 「そうだね。君はあの女によく似てる……」 先生が真琴に微笑む。 同時に真琴の表情が凍りつく。 「だから徹底的に調教するね♪」 真琴、終了のお知らせ。 「あっ、優樹くんには優しくするからね♪」 すみません。 全く嬉しくないです。
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