……なんかぶっ飛んでない?あの娘?

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・ ・ ・ なんやかんやと2時間が終わった。 さて…… 「やめろよ?」 「さすがは真琴、よくわかってる~」 「マジでやめろよ?」 「ならお前が行ってみる?」 真琴が半笑いで静止する。 「俺はアレが嫌いだって言ってるだろ?」 「そこをなんとか!!」 拝むようにして頼む。 つーか本人の前でこんな話していいのかな? 「……形だけでいいならやってやろうか?」 さすがは真琴だ。 身内に対してはイイヤツだ。 それ以外には……………だけど。 真琴は自分の席から立ち上がり、 「酷く扱われろ酷く扱われろ……」 ……と念じる悟郎の頭を俺の机に叩きつけながらスタイリッシュに幸村の元に向かう。 「あぁぁぁっ!!気持ちいいぃぃぃぃ!」 悟郎は喜んでいた。
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