突撃!あの子んち!

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「そもそもお金持ちっていっても…… うちの会社の収入、 NK electric power companyに負けたし……」 さっき話に出てきた会社は 優樹と真琴の親父さんが 副社長をやっている会社だ。 半永久的に発電できる電池を発明したため、 もはや世界最強の企業となっている。 「あれ?そうか……親父の会社、 いつの間にか世界レベルになってたのか」 真琴が少し嬉しそうだ。 「真琴?嬉しそうだな? やっぱ親父さんが成功すれば嬉しいか?」 「バカ、ちげーよ悟郎。 真琴はな。さっさと世界一になって貰って、 親父さん達に帰って来て貰いたいんだよ」 「あっ?やっぱり?」 「おい、やめろ。俺は打たれ弱い」 真琴はなぜか黒板の方を見ていた。
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