突撃!あの子んち!

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その後、真琴を止めるのに数分かかった。 最終的に真琴は親父さんにその事をメールする事によって気が晴れたようだ。 「んで?俺たちに何の用?」 信也が首を傾げる。 そういえば本題を聞いてない。 伊集院さん自身も本題を忘れていたようで 少し慌てている。 「え、え~と…… そう!手伝って欲しいんです! 優樹さんの事をよく知っている貴方達に 私の恋愛の手伝いをして欲しいんです!」 「「「「え~~~~っ」」」」 四人全員が嫌そうな顔をする。 なんせ優樹の恋愛関係では 俺たちもあいつも苦しめられた。 龍が椅子から立ち上がり、 軽く伸びをしてから両手を横に上げる。 「悪いけどそこは無干渉って事で。 じゃ、悪いけど俺これから練習あるから」 「貴方の好きなアイドル全員の サイン入り写真さしあげますから!」 「お前ら!何やってんだ! 伊集院がこんなに頼みこんでんだぞ!? 男ならやるしかねぇだろ!?」 ものの数秒で龍が落ちた。
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