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「……はっ!
いや~!ごめん幸村さん!
あまりに突然の事で思わず呆然としてた」
「どうでもいいけど
早く受け取ってくれない?
他にも渡さなくちゃいけない
人間がいっぱいいるの」
「えっ……?じゃあこれって義理?」
「当然でしょ?」
……なに?
「……えっ?そうなの?」
「「「生き返ったぁぁぁあ!!?」」」
なぜか寝転んでいたので起き上がると、
みんながやたらデカイ声で驚いていた。
……なんだ?どうしたんだ?
いや~!でもよかったよかった!
いや、なにがかよくわからないけど、
とりあえずよかった~!
つーかなんで服が半脱ぎになってんだ?
なんか電極みたいなものついてるし。
『……します。離れてください』
……ん?
≪ドン!≫
「ギャフン!!?」
電流が!?体に衝撃が!?
反射的に辺りを見回すと、
真琴がAEDのスイッチに触っていた。
「おい!真琴ぉぉぉぉお!!」
「今回は俺は悪くない」
周りのみんなが一斉にうなづいた。
……えっ?なに?なんなの?
「いや~!でもまぁよかった~!」
龍が俺に抱きついてくる。
続いて信也が俺の頭にポン!と手を置き、
真琴が俺のシャツの
肩の部分をちょっぴり摘まんだ。
その後にみんなが一斉に抱きついてきた。
……えっ?なに?嬉しいけどマジなんなの?
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