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「優樹さん」
エリナは生徒会室を出てから
クルリとこちらを振り返った。
「私はまたフられる覚悟はできてます。
だから遠慮せずにフってくださいね?
……でも私を選ばないで
後悔しても知りませんから♪
後でやっぱりつきあってーとか言われても
完全に無視でいきますから♪」
そしてエリナはイタズラ気に笑って
生徒会室の扉を閉めた。
「逃がした魚は大きいんですよー
ちゃんと逃がさないようにしないとー」
という声が外から聞こえた。
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