粘着質でエロいストーカー兄弟

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数分後、やっと瑠奈は落ち着いた。 『でもよかった。今、そうやって話せるって事はもう吹っ切れたみたいだし』 瑠奈の言葉に幸村はため息を吐く。 『非現実の学校さんではなるべく人と関わらないようにしてたのにね。自ら関わってくるバカ共がいたのよ。 まぁそれでも家にいる時は 父さんの自殺前日見てたんだけど』 『今でも見るの?』 幸村は頭をボサボサ掻いた。 そしてどこか恥ずかしそうに答えた。 『風邪引いて家で寝込んで、 いやでも現実を見なくちゃいけなくて どうしようもない時に、 窓ガラス打ち破って騒いで 部屋片付けて1日看病してくれて、 それから頻繁にうちに来るようになった とんでもないバカがいるのよ。 現実見ざる負えないじゃない?』 俺の拳に水滴が落ちた。 たて続けに何回も…… うまく表現できない。 ただ言える事は『嬉しい』ということだけ…
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