7526人が本棚に入れています
本棚に追加
「……まぁ、俺が言いたいのはアレだ。
俺の勘ではこの先に進むと
兄貴は苦しむ事になる。
その覚悟はあるのかって話だ」
と、真琴は急に真顔になって
俺の目を真っ直ぐ見て言った。
「ある。もう逃げない」
俺は真琴から目を逸らさずに言った。
俺の覚悟を、決意を目で語るために。
しばらく見つめ合う状態が続き、
やがて真琴が降参したように
イスにもたれ掛かった。
「わかったよ……貧乳好きっていうのは
胸が小さい女の子が好きなんじゃなくて、
胸が小さい事を気にしてる女の子が好き。
……そういうことだな?」
「そんな事語ってねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
最初のコメントを投稿しよう!