学問を修めるから修学旅行なんだって。…そんなもん知るか

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数十分後、 バスはやっとホテルに到着した 先生から部屋の鍵を受け取り、 ウキウキ気分で自分達の部屋の鍵を開ける。 「いやっほーーーーい!!」 と悟郎が一目散にベットに飛び込む。 「フーーーーーッ!!」 俺も高ぶるテンションを抑えきれずに 空いてるベットに荷物を投げつけて 悟郎に向かって飛びついた。 「いやっ!やめて!優樹!」 「どうした?ここが弱いのか?」 「あっ、ダメぇ……」 悟郎とベットでじゃれ合う。 なんか今はそういう気分! 「……いるんだよ、修学旅行で なんか変なテンションになって こういう事するバカ……」 真琴は頭を押さえながら 空いているベットに荷物を乗せて スマホで俺たちの写真を撮ってからベットに座った。 「まっ、修学旅行でフラストレーション溜まった女子に売れるネタ手にいれたからよしとするか」 真琴はボソリとなにかを呟いた。 なぜか一瞬寒気がした。
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