……なんかぶっ飛んでない?あの娘?

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「えっ?えぇぇぇぇ!?」 さすがの幸村も驚いたようだ。 寝ていた椅子から立ち上がり俺が飛び降りたところから俺を見下ろした。 その時俺は 地面まであと10mのところにいた。 そこでまず壁を蹴り、勢いを殺す。 そして地面に受け身をとって着地。 ……俺、人間? と疑いたくなるね。本当に。 俺を見下ろし唖然とする幸村を指差し俺は笑う。 「はっはっは!……やっぱり表情変わるんじゃん?ずっと無表情なんて逆にしんどいだろ?もっと笑ったりしろよ~!」 そう言って俺は校舎に向かって歩く。 正直、壁蹴った足がめちゃくちゃ痛かったけどやせ我慢して普通に歩いた。 ………うん、やっぱり痛いな。 俺は校舎の中でうずくまった。
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