幼なじみは近くて遠くにいるという

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・ ・ ・ 「悪い、遅れた」 「真琴遅いよ」 「悪い」 「今、小説がいいところだから動くのちょっと待って?」 「なぁ……?なんでそんなにカッコよく読めるんだ? ……ロウキ○ーブ(ロリコン小説)を……」 「好きな物ほど集中できるってものさ♪」 「そんなお前に俺は素敵な苦笑い贈ってやるよ」 「清々しいくらい引きつってるな」 「……なぁ?なんでそんなに幼女に執着するんだ?」 「……俺はね、中学生まで俺は女に興味がなかったんだ……」 「あれ?ひょつとしてシリアル? ……じゃなくてシリアス?」 「そして突然気づいたんだ。 『幼女って素晴らしい!』……って」 「シリアルでした」 「無邪気な笑顔、柔らかくてきめ細かい瑞々しい肌、抱きしめると全身を包み込めるような小さな体、その中に秘められた活発さ、大きくなると失われてしまう『内気な娘の良さ』と『活発な娘の良さ』、内気な娘は大人しいけど優しくて儚い。そして純粋。優しく抱いてあげたくなる。活発な娘は笑顔が眩しくて心に染み渡る。そして走り回るその美しさといったらもう天使。走り回った後の肌を舐めて汗を拭き取りたい。俺色に染めてやりたい。……そしてその娘は俺が舐めるのをくすぐったそうに……でもどこか嬉しそうに受け入れて……」 「……あー、もしもしー、警察ですかー?」 .
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