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華林は、○○がいた部屋に向かい歩きます。
その後ろには、先ほど拾ってきた恋と詠がいました。恋はいつも通り無表情で、詠は先ほど故にさんざからかわれていたせいか、顔が茹で蛸の様に真っ赤になっていました。
華林は、後ろにいる詠の様子を見て少し、ため息をつきました。
それから、少しだけ歩き、一番最初に出会った人物である。風が壁にもたれるように三角座りで待っているのが見えました。
「ごめんなさい。待たせたわね」
華林は、風に近づき謝罪します。それに対して風は華林の方を見て言いました。
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