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 それを発見した、華林は怒鳴りました。  その事に、彼はばれては仕方がない。と、開き直りました。 「見ての通りだよ。華林。僕には、帝なんて、早すぎたんだ。皆の僕に期待する眼差しがな、重いんだよ。支えきれないんだ。だから……。そうだ、華林。君の絶を貸してくれないかい?君の絶はかっこいいから出来ればそれで死にたいな」  そう宣う(のたまう)○○を前にして、華林は、一瞬言葉につまりました。  そして直ぐに彼のその考えを、撤回させる方法を思い付きます。  それは、まだここでは言えませんが、あえて言うとするならば、
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