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ご主人様のお気に入りだからですよ。詠ちゃんいいなぁ~」
顔を赤くした彼女にちょっかいを出すのは、詠の親友月でありました。
彼女らは、ここで侍女として働いているのでした。
「じゃ、そういう事で、もう一人つれてくるから待っててちょうだい」
華林は、顔を真っ赤にしている彼女を残し、部屋を出ました。
もう一人を探しに出掛けます。彼女は、食べることが大好きなので食堂に行くことにしました。
そして、食堂についてみると華林の探し求める彼女は、いませんでした。
どこだろう、完全に手が詰まった華林はしらみ潰しに
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