日常その1

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魔王「時に側近」 側近「はい」 魔王「我が代になってから勇者なるものが一度も来たことがないのだが」 側近「今地上には我々魔族すら蹴散らす科学なるものがありますから」 魔王「なんと」 側近「わざわざ勇者を使って倒す必要がないのでしょう」 魔王「返り討ちにできるからか」 側近「左様でございます」 魔王「そうか」 魔王「そもそも魔族という存在自体が認知されていない可能性は」 側近「大いに有り得ます」 魔王「なんと」
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