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「実はこの世界では魔法が使えるんですけど…「魔法使えんの!」
ドゴォォン!
気がつくと壁にめり込んで動こうとすると体中がきしむ。
そしてなぜか彼女はでかいハンマーをバットをスイングしたみたいなポーズをしていた。
どっから出した?てか力強すぎ!てか痛すぎ?
「ひでぇな!」
「話しを最後まで聞いて下さい」
あっ、なるほどね! ここまでしなくてもいいと思うけど。
「で、続きは?」
俺は逆さま向きながら壁に大の字ポーズでめり込みながら聞いた
「魔法を使うんですけど、レイン様は魔力は練れるんですけど放つ事ができずそして貴族なのでなおさら周りからは落ちこぼレインとゆわれて毎日罵声をうけ続けても学園に行く事をやめなかったレイン様をずっと見守ってきました。それであの時泣いたのです。」
「なるほどな! それ俺やばくね!?」
「やばいです」
「どーでもよさそうだなぁ」
「どーでもいいです」
「えぇぇ!?」
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