2人が本棚に入れています
本棚に追加
「・・・もの凄く,気まずくなったじゃないか。」
3人の様子を見ていた醍醐が呟いた。
村上はそんな醍醐を見ると,腕組みをして考えるポーズをとった。
「ここまでリアルにやるとは・・・
流石,義姫。
怖いねぇ。」
「こうなることは,ちゃんと考えていたんだろうな。」
「勿論。」
醍醐は村上を一瞥すると,龍馬の方へと視線を戻した。
「龍馬のあの様子だと,しばらく復活出来なさそうだな。」
「嫉妬作戦,失敗かな?
当の本人があんな感じじゃあね。」
村上も龍馬の方へと視線を移した。
苦笑いしながら。
「・・・卑弥呼の所に行ってくる。」
「兄貴,あんま変なこと話すなよ?
色々と面倒なことになるからさ。」
前方にいる2人に背を向け,卑弥呼の後を追おうとした醍醐は,村上を見る。
「分かってるよ。」
醍醐は,卑弥呼の後を追いに行った。
「俺もやるかぁ。
・・・お遊び,お終いッ!!」
最初のコメントを投稿しよう!