さくら

2/2
前へ
/10ページ
次へ
「心配しただろ!」 そう言って少し 怒っている男の子。 「あ…あの…"さくら"って?」 「…俺の猫なんだ。さくらって名前。」 そう言って猫を抱き抱えた。 「そうなんだ。私の名前と一緒だ…」 私は、少しにっこりした。 「桜って言うのか…。」 男の子は少し悲しそうな顔をした。 「俺の名前、松嶋 秀斗」 そう言って少しほほえんだ。 笑った顔初めて見た… 「よろしくな。」 「…こちらこそ…よろしく…ね。」 私は少し照れながら言った。
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加