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14歳の彼
私の公園通いは
その日でぴたっと終わった
もう夜に 身体が疼く事も無かった
たっくんの裸をみても
もう ぐらつく事も無かった
かといって 拓也の身体を求める事も無かった
拓也も 必要以上に私を求める事は無かった
でも 金曜日 たっくんが出掛けるとその時間を 埋めるように
私達は 愛し合った
でも ものには 終わりが必ずくる
突然だけど
当然と言えば 当然だった
拓也の母が 家にきたのだ
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