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ワタシ 大人なのに
拓也の事を 考えると
私は大人なのに
恥ずかしくなった
それも
自分のわがままで
私は拓也の事好きでいていいのかな?
だから
あの時 噂の女のこと 真剣に心配して
私 やっぱりダメだな
その時
『さゆみは ダメなんかじゃないよ ごめんな 俺が突然居なくなったから 寂しかっただけだよな』
あの人の声だった
自然に 涙が溢れてきた
そうじゃない
そうじゃないの
私 あなたにそんな 優しい声掛けて貰えるような
女じゃないの
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