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そして私は
とうとう 自分を抑えられずに
たっくんの背中に 抱きついてしまった
酷く酔っていた
『たっくん お母さん寂しいの たっくん お母さんを慰めて』
『何だよ💢 酔ってるんだろう しっかりしろよ お母さん 』
たっくんは私をなだめようとしていた
『たっくん チュウして チュウしてよ 前はしてくれたでしょ』
『なに言ってんだよ💢 もうねな』
『イヤー 一緒じゃないと寝ないから たっくん一緒じゃないとイヤー』
『わかったよ💢一緒にねるから💢しっかりしろよ💢』
たっくんはいやいや 私を部屋へ連れていくと
添い寝してくれた
すると 私は急にたっくんに申し訳無くなって
涙が止まらなくなった
私は自分でも分からないうちに
たっくんに自分の気持ちを話していた
たっくんは黙って最後まできいて部屋を出て行った
次の日からたっくんは私に冷たくなった
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