オチかーい

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陽炎と共に消える赤き光を 彼らの一日を 明日につなげる 架け橋にならん事を 願わくば 橋を渡りきるまで その人肌等しく 我ら愚かなる民を救いたまえ 種の神は原人かはたまたネズミか 火を吸い水を吐く私は 無からは生まれえない体を持ち 有り余る数を得て ひとつも有無できない程に痛みに明け暮れて 過去過去行けばみな空気なのに 種はおっしゃった私を吸い私を食し私と共に生きなさいと そして種はこうもおっしゃったスマホは使いづらいと 荒れ野に咲く白き花束 今は無きその骸達に 一人の男は命じる 戦いは終わっていない 生きた証など捨てよ また自身と共に 南風をまといたまえ 草が南風に揺れ 騎士達が若者に力を与えた その若者名は葬儀屋A 物語を進めると中盤の町で出てくるNPCである セリフは「やあ…ここは葬儀屋だよ」の一言だけである 会社に勤めて40年 今日は大切な日だ 社長室へ向かい扉を叩く このビルも高くなったものだ この景色も今日で見納めになるのは少し残念な思いもある 創業当初から慣れ親しんだ社長に別れを告げて一人家に向かう終電以外の電車に乗るのは久しぶりだ 家に帰って妻と息子が定年退職祝いとしてケーキを用意してくれていた ビールでさえもたれる胃には辛い食事だったが嬉しかった 風呂に入り床に就く私はどうなってしまうのだろうか 夢の中で裸足で草原にたたずみ何か言っている 風が気持ちいい おいっ おいっ なんだ騒がしい 起きろよっ なにか…あったのか? ここは何屋なんだ? はぁここは… やぁ…ここは葬儀屋だよ
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