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中国艦隊へと飛んでいく対艦ミサイルを最初に発見したのは中国海軍の対潜哨戒ヘリだった。
「お、おい。レーダーに多数の反応がある!」
「なに!?これは…ミサイルじゃないか!すぐに司令部に打電しろ!」
「了解!……!?ミサイル接近!」
「なんだと!?今すぐ回避を……!!!!」
哨戒ヘリの機長がこの世で最後に見たのは日本海軍の航空隊の最新鋭機群だった。
中国艦隊司令部
旗艦の重巡洋艦の艦橋にて
司令官「哨戒ヘリが敵のミサイル発見後に撃墜されたか…」
参謀「ついに日本軍の本格的な攻撃が開始されましたな」
司令官「覚悟はしていたが…味方の航空支援がないのは痛いな」
参謀「空母はまだ完成しておりませんから…」
司令官「そうだな。…全艦、対空戦闘ようい!!」
司令官からの指示が飛び、各艦艇の対空戦闘要員が配置につき、対空ミサイルや対空砲が起動され敵がくる方向へと向けられる。
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