佐天「小足見てから昇竜余裕になる能力かぁ」

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71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12 /15(水) 01:30:33.00 ID:vHAiBYC/0 女の子「…ぅぐ!」ガブリッ 暴漢1「痛ェ! てめえ、あ、待て!!」 女の子は、僅かな隙をつき、一目散に逃げ出していった。 暴漢2「あーあ、何やってんだよ」 暴漢3「まぁ、いいじゃん。 こっちのほうが全然可愛いしw」 佐天(あ、あたしも逃げよう……!)ソロリソロリ ガシッ 佐天「あ……ッ!」ビクッ 暴漢の一人が腕を伸ばし、佐天の左手を掴んだ。 腕を伸ばし、と言ったが、比喩ではなく本当に10メートル近く伸びているッ。 暴漢4「逃がすかよォ」 暴漢1「お、出たよ。 ゴムゴムのピストルw」 暴漢4「うるせえ、ゴムゴムって言うな」 佐天(やっぱり能力者だった……! ど、どうしよう! どうしよう!!)ドクドクドクッ 73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12 /15(水) 01:34:12.45 ID:vHAiBYC/0 暴漢3「ねぇ、きみ処女? だったら、絶対俺が最初にヤりた~い」 暴漢2「じゃ、俺ケツね」 暴漢1「出たよ、まさるのアナル好きがw」 佐天「いやッ! 離してッ!!」グイッ 暴漢4「暴れんなクソが!!」 バシンッ 暴漢4がもう片方の腕で、佐天の頬を引っ叩くッ! 佐天「う……うウウゥ……ひっく……ひっく……」ボロボロボロッ 佐天は恐怖と絶望で頭の中が真っ白になったッ。 余計なことをするんじゃなかった。 ヒーローぶったりするんじゃなかった。 この一ヶ月の間の自分の頑張りなど、目の前の暴力に対してまるで無力だ……。 自分の全てが否定された気分だった……。 心臓の鼓動がバクバクいっているッ。 パニックで呼吸が上手く出来ないッ。 涙が溢れ目の前が滲んで見えるッ。 もうどうしようもない……、そう観念し始めた時だった……ッ! ???「うわ~すげ~~、ダルシムみてぇだなぁ、それ」
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