160人が本棚に入れています
本棚に追加
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12 /15(水) 00:44:30.87 ID:vHAiBYC/0
一週間後
教師「I believe you're doing well for someone who's never actually spoken with an english speaker.
Specially since it's a totally different alphabet.」
教師「つまり、この場合、for someone who ~ は、『 ~ な人にしては』という意味で、
someoneは会話の相手を指しており、who'sはwho hasの略で、since以下で理由を述べてるわけだ」
佐天(ふわぁぁ、んー眠い……、昨夜も遅くまでネット対戦やってたからなー……)ウトウト
佐天(……ッ、嫌な予感がするッ?!)ハッ
教師「佐天! 俺の授業はそんなに眠くなるか? この文を訳してみろ」
佐天「ええッ、あ、はい! えっと…、『私は信じてる…あなたがよくやってる…誰が…決して正確に英語を話す…』
えーっと……、すいません……分かりません……」
教師「授業をちゃんと聞いてないから分からないんだ。 遅くまで遊んでいたのか? 言ってみろッ」
佐天「はぁ…、遅くまでストリートファイター4をやってました……」
教師「なに? それなら仕方がないな。 使用キャラはなんだ?」
佐天「最初はリュウを使ってたんですけど、今はケンを……」
教師「そうか、能力鍛錬に熱心なのは結構だが、他の学業に支障をきたしてはいかんぞ? ほどほどにな」
佐天「はい、すみません…」
佐天(今、あたし……、先生に指される前に指されるって分かった……。 上手く言えないけど……この感覚……ッ)
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12 /15(水) 00:48:24.73 ID:vHAiBYC/0
校舎内食堂
初春「佐天さーん、さっきは災難でしたね」
佐天「アハハ…、ドジっちゃったよ」
初春「でも、毎日頑張ってるおかげで、能力開発のほうは、かなり順調みたいじゃないですかっ。 演算の数値も上がってるしっ」
佐天「まあね! 佐天さんは頑張ってますよー!」テクテクテク
初春「あはは、上条さんの真似ですかーそれー」テクテクテク
男子生徒「そうそう、それでさー、あッ!」テクテク バタンッ
初春「あッ」ドタッ
初春は余所見をしながら歩いていたら、目の前の男子生徒とぶつかってしまった。
男子生徒「やべッ、ジュースが落ち……!」ハッ
佐天「…………ッ!」シュン
最初のコメントを投稿しよう!