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眠たくなってきた 目を閉じると夏希のがいた 夏希は変わらない 可愛くて笑顔が綺麗で小さくて 夏希は俺を呼んだ 声は聞こえなかったけどそんな気がした なんでそんな悲しそうな顔するんだよ 俺、そろそろ夏希のところに行けるんだぞ? …確かに早いかもな 俺まだ普通なら元気な歳だもんな でも聞いてくれよ 夏希の病気治せるようになったんだ 治療方見つけたんだ …それだけで俺はもう十分だよ もう未練なんかない 急に目の前が真っ白になった 辺りを見渡すと夏希がいた 夏希は笑って手招きをした 夏希… これからはずっと一緒だな 一緒に居れなかった分取り戻そう ずっと夏希のこと愛し続けます その小さな手を握って誓った
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