352人が本棚に入れています
本棚に追加
/103ページ
「なにそれ。まるで告られたみたいじゃん」
「…実はそうなの。でもね、『付き合う』ってどうすればいいのかわからないから、仮にしてもらったんだけど…」
すると秋羽は真面目な顔になった
「あんたが男と付き合えるわけないでしょ。男に責任が大きすぎる。あんた、男子に人気あんの知ってる?」
そんなことはじめて聞いた
だから私は首を横に振った
「誰も告んないのは、夏希が病気だから…こんなこと言って悪いと思ってる。でもね、もし付き合って夏希に何かあったら男は絶対そんな責任負えないよ」
正直びっくりした
私と付き合うってそんな大変なんだ…
「で?誰が告ったの?」
「…七瀬くん」
最初のコメントを投稿しよう!