お互いのこと

13/18

352人が本棚に入れています
本棚に追加
/103ページ
すると急に夏希が激しい咳をしはじめた 喘息だ 「夏希っ」 俺と親父さんは急いで駆け寄った 「大丈夫か!?」 「薬は?」 親父さんの質問に対して夏希は首を振った 「家か…」 気がついたら体が動いてた 咳をし続ける夏希を抱えて夏希の家に向かって走ってた 「ちょっと待てよっ!」 親父さんがついてきた 「薬、家にあるんだろ?なら、早く家にいかなきゃダメだろ」 親父さんは少し笑った様に見えた 家に着くと親父さんが玄関の扉を開けてくれた 「2階に上がってすぐの部屋だ」 言われた通り2階に上がってすぐの部屋に入った
/103ページ

最初のコメントを投稿しよう!

352人が本棚に入れています
本棚に追加