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――
―――
「…恐いよ」
気がついたら声に出して言ってた
七瀬くんは優しく抱き締めてくれた
「俺がいるから」
力強く言ったその言葉で私の涙が止まらなくなった
…ごめんね、七瀬くん
私迷惑かけてばっかりだし泣いてばっかりで
「…夏希」
呼ばれて顔を上げると七瀬くんと目があった
七瀬くんは微笑んで指で私の涙を拭ってくれた
「…苦しかったら言って」
そういって七瀬くんは私に顔を近づけた
目を閉じると唇に七瀬くんの唇があたる感覚があった
一度離されてまた唇を合わせた
七瀬くんは私の口の中に舌を入れてきた
なんか変な感覚だけど気持ちがよくて七瀬くんに答えるように舌を絡めた
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