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親父さんとお袋さんとの話を終えたあといつものように夏希の部屋にいった
ノックをしたが返事がなかった
いつもらな諦めて帰るが、今日は勝手に開けて部屋に入った
夏希はすやすやと寝息をたてて寝ていた
そんな夏希の寝顔が俺は好きだ
寝てるときは病気の事なんて忘れちまってるんじゃないかってぐらいの穏やかな顔
よくみると夏希は俺のあげたものを身につけてくれていた
クリスマスにあげたネックレス
誕生日にあげた指輪
それに首の赤いマーク
そんな夏希がいとおしくて頭を撫でてからおでこにキスしようとした
すると夏希の声が聞こえていた
「…七瀬くん?」
「起こした?」
顔を上げてベッドに腰を降ろした
「…起きてた」
夏希は俺の隣に座った
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